過ごしやすい季節。
最近急に寒かったりもします・・一気に冬になってしまったような。
秋が好きなんだけどな、今も秋?秋ってなんだ?
まだ秋ですよね??
風もカラッとしてて、なんだか外にいるだけで頭がフォッとします。
カラッとした風に吹かれると、なんだか切ない気持ちになりませんか?
具体的に何を思い出す
とかじゃなくて、
身体の中から込み上げてくる、
お腹の底らへんがモヤモヤっと、
それがもうちょっと出てきたら身震いしちゃいそうなやつ。
ちっちゃい頃、小学校の裏庭に1人で座ってる時、
この感覚を感じて楽んでました。
今日の風を感じてると、そんな小さい頃の自分とまた会えた気がして。
学校、仕事、資格、人付き合い、お金、名誉、意地、見栄、その他諸々。
そんな物に振り回されることなく、ただ単に自分の中にあるものを見つめる感覚。
なんか黄色の丸なんだけど、ウニョウニョ動いてるやつが、目を閉じると見えたり・・
あ、僕はお化けとか全然見えないですよ!
そういうのじゃなくて、多分これは本当に僕のイメージなんだと思います。
なんで黄色なのか、なんで綺麗な丸じゃないのか、
僕もわかんないんですが、それが面白いんだと思うんです。
それは、いつからか感じなくなってしまっていて、
感じなくなった事にも気づいていませんでした。
劇団四季に入る前に関わった作品「キャンディード」。
主人公のキャンディードは純白な心の持ち主で、
彼の優しさ、その人の良さに漬け込み、色んな人の欲が彼を巻き込んでいきます。
ソクラテスの言葉
「無知の知」がキャンディードの小説には沢山出てきました。
でも沢山の人間の欲に巻き込まれ、そのうちに
「無知の恥」という言葉が出てきます。
知らないままではいけないけれど、
知る事で人を陥れたり、
知る事で視野が狭くなってしまって。
無知の頃の信じる力、
無知の頃の想像力、希望がなっくなってしまうという事は・・・。
なんて考えさせられた作品。
文の最初に書いた黄色くて丸いウニョウニョの話。
無知の記憶を、もっと思い出したい。
いや、なんか取り留めのない内容になってしまった・・・。
秋のせいです!!
歌日記でした。