音楽劇「生きるということ〜The Meaning of Life〜」
今回は実は本稽古が始まる前に、みんなで一泊二日の合宿をしました。
これが、本当に良かった。
1年半以上台詞と向き合い続けた上野哲也さん。
米島史子さんとのディスカッションを経て、表現が明確になってきた樋口祥久君。
効果的な楽曲を作り続けてくれた長濱司君。
このメンバーの生み出したものを、
拘るだけ拘り、重ね合わせていく時間。
これは絶対に見応えがあるものになると、僕自身が確信できた瞬間でした。
↓合宿の様子
その後の本稽古は、普通だったら考えられないのですが、
稽古二日目からもう通し稽古でした。
通せば通すほど見えてくるそれぞれのセクションの輝き。
同じ台本でありながら毎回違う感覚が湧き上がる興奮。
通した後に僕がビデオで確認し、ノートをだし、また通す。
僕自身が出演しているのでどうしてもこの要領になってしまうのですが、
休憩中もみんなで作品をよくしようと話し続けてくれていました。
最高の仲間です。
あっという間に会場入り。
入って、その日に本番です。
通常のミュージカル公演なら考えられないのですが、
ROCK JOINT GBスタッフの皆さんが照明、音響を作り込んでくださっているので、
そこに僕らの稽古で培ってきたものを合わせる作業は、非常にスムーズに進むんです。
最高のスタッフワークに感謝です。
↓
初日が開き、お客様から「中村哲医師の平和への想い、真心が伝わって来ました!」
という感想を頂いた時には、もう嬉しすぎて泣いちゃいそうでした。(泣いていました)
あっという間に3日間4公演が終わってしまいました。
本公演千秋楽を観劇し、
アフタートークにご登壇くださった谷津賢二監督。
この企画が始まった当初、「お茶してください!」という初対面なのに強引なメッセージにも関わらず、
快く僕のお話を聞いてくださり、沢山の作品のヒントをくださった谷津監督に、感謝です。
この作品を通して
平和を、真心を感じていただけたら、僕はこんな幸せなことはありません。
会場で、配信でご観劇くださった皆様。
本当にありがとうございまいした!!!
*写真:飛鳥まりな
歌日記でした。
昨年秋 ワタシノコト のスピンオフライブで
生きるということ を聞いた時音楽の力強さと歌詞に
素敵な作品に出会えるという確信がありました
事前に配信された 生きるということ アルバム制作
合宿と皆さんのこの物語への愛の深さを強く感じ
開幕を待ち遠しく思いながら待った初日
目の前に中村哲医師が佇み語る姿と
楽曲や樋口さんの踊りから感じるアフガニスタンの人々 景色 自然 匂いを感じ、中村哲医師と谷津監督が生きたアフガニスタンにいる気持ちになりながら何度も涙が溢れた観劇でした
平和への祈り 真心 信頼 愛
中井さんが伝えたい想いを芝居 踊り 歌 演奏 照明 音響と全てが一丸となってひとつの形で受けとめた舞台
キャスト スタッフの皆さんが今この時代に出会ってくれた奇跡にも感謝です
国会の場面の中井さん上野さんに息をのみながらいつも見守りました
最高のチーム スタッフの皆さんで素晴らしい愛に満ちた物語をありがとうございました
人生の宝物がまたひとつ増えました
いつか米島さんも一緒の4人バージョンもお願いします
楽しみにしていますね