【歌日記】稽古場での話。

「ひめゆり」の稽古、順調に進んでいます。

1シーンずつ丁寧に丁寧に、みんなで作ってます。


こういう稽古、すごく面白い。

 


重たく、大切な話だからこそ、しっかりと伝えなければいけないし、

エネルギーもたくさん使います。

 

そんな稽古の休憩中等は少しリラックスするため
他愛もない話をしたりもしているのですが、


男子で輪になって話してるときに

「レミゼラブル観てきました!」

という話題に。

 

「マリウスって、あのキャラどうなんですか!」

 

マリウスという人物がいるのですが、

「革命起こすぞ!」

と言っておきながら、コゼットという子と運命的な出逢いをしてしまい、

「あの子、好きだ!」

になり、

「いや、革命するぞ!」

となり、

「え、あの子に逢えるの?行く!」

になる。

 

ここはまぁ、何とか皆で納得しあったのですが、

「あの子の居場所、わかるよ」

と伝えてくれた女の子、マリウスの事が好きなエポニーヌに対する接し方。

 

「さすがに彼女の好意は気づきますよね」

「あそこまで鈍感だと、罪ですよね」

「もはやあのシーン、エポニーヌは彼の頭の中にいない感じですよね」

 


そんな話になると、何だかマリウスを解析したくなる中井。


「一つのやる事に対して突き進む力がありすぎの人間だとしてみようよ。

イノシシみたいな。

革命に生きる!と突き進んでいたところに、

今まで感じたことのない刺激(恋)を感じて、

ここでこの刺激を追わないと後悔する!となり、

一気にハンドルを切る。後先考えず。

コゼットが好きというのは感じる。自分発信だから。

でもエポニーヌが自分の事が好きだという事は気づかない。

自分発信じゃないから。

・・・いやぁ、いかんねこのマリウス。


・・・てか、ごめん、俺、めっちゃ当てはまる!!」

 

となりました。

後先考えず、はっと思ったらハンドル切る。等々・・

 

なんかね、複雑。

そんな中井は昨夜、大好きな初演マリウス、Michael ballの歌声を聴きながら寝ました。


うん、やっぱイイよね。


結果、ごめんなさい。マリウスは好きです。


歌日記でした!!

 

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