【歌日記】帝国劇場

「ナイツ・テイル」初日、無事開幕しました。
どっぷりと「ナイツ・テイル」の世界に漬かっています!

 

帝国劇場の舞台を初めて踏んだのは、2007年。
僕の初舞台の「レ・ミゼラブル」。
今回同様ジョン・ケアード演出。

23歳の僕に司教様という大役をくれたジョン。
初舞台の緊張と、劇場に圧倒されている僕に、
「私が選んだから自信を持って」
なんて声をかけてくれたジョン。

その言葉に力をもらい、自信を持って自分のシーンに挑むことができました。

 

そして四季に入団すると決まった、入団前の最後の作品は、
これも帝国劇場、そしてジョンの演出「キャンディード」。

モンテヴィデオ総督の「ドン・フェルナンデ・ディバラア・イ・フィゲロア・イ・マスカレーネス・イ・ランポールドス・イ・スーザ」という、
自分が占領した領地の名前を全部くっつける、傲慢な総督の役を頂きました。

千秋楽のカーテンコールの直前、
「もう、ジョンの演出の舞台、そして帝国劇場に立つ事は出来なくなるんだな・・・。」
と思うと、舞台袖で涙が止まらなくなってしまった、
そんな劇場と演出家の想い出の作品、2010年。

 


そして今回、劇団退団後、初の帝国劇場、ジョンの演出「ナイツ・テイル」、2018年。

ジョンを信じて稽古を突き進み、舞台稽古で帝国劇場の舞台、
そしてお客様が入った、劇場の高揚感。
そこに立つ事の出来ている、感動。

ただいま。また逢えて、本当に嬉しい。


今回はピリソスという役の他にも、ヴォーカルキャプテンも務めさせてもらっています。


主演のお二人、メインキャストの方々のエネルギーは本当に圧巻です。

そしてダンサーの方達の身体能力の高さに、実力のあるシンガー達。

皆の力が合わさって、ナイツ・テイルの世界が溢れ出ている。
こんな素敵な現場に関わらせていただけることに、心から感謝です。

 

うおおお!
運命にありがとう!
この出逢いにありがとう!
千秋楽まで走りつづけます!


歌日記でした。

 

 

 

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