【歌日記】MERRILY WE ROLL ALONG

逆再生ミュージカル。
台本を読んで、音楽を聴いて、「?」がたくさん頭の中をよぎった作品でした。

これは、どう観えるのだろうか・・
どう感じるのだろか・・
僕らはどう進めばいいんだろうか・・

たくさんの疑問を持って、稽古場に向かいました。
その中で演出のマリアと作りあげていったものは、
その役としてみんながどう生きるか、ということでした。


元基君はどんどんとフランクにのめり込んでいき、
成功を得たにも関わらず、失ったものの大きさ、情熱が削れてしまった男を
冒頭から創り上げ、僕らを引っ張ってくれました。
ウエンツさんチャーリーの頑なさ、頑固さ。
玲奈さんメアリーのフランクへの愛、切なさ。
朝夏さんガッシーの妖艶さ、欲深さ、人間らしさ。
今井さんジョーの哀愁、大物感、チャーミングさ。
そしてみんなで挑んだソンドハイム楽曲。


ボーカルリーダーを任せてもらいましたが、
アドバイスさせていただいたことがどんどん反映され
皆さんの声がイキイキと動き始めていくのを体感できて、本当に幸せでした。


クリエイターならではの葛藤。
やればやるほど、フランクを怒りたくなるし、愛おしくなります。
完璧な人間なんていない。
どこかでみんな道を踏み外す。
でも。
まだまだ、やり直せる。
若い頃に抱いていた純粋な情熱を、
追いかけてもいいじゃない。

なんて投げかけてくれる作品。
逆再生だからこそ、感じるんです。

素敵なスタッフ、共演者に出会えて、感謝。
この大好きな作品をお客様に届けることができて、感謝。

僕は幸せ者です!
ありがとうございました!


中井智彦


 

ゲスト

  1. あずさ

    メリリー大千穐楽、おめでとうございます。大変な時に、大変な作品を、こんなに素晴らしく届けてくださって、本当にありがとうございました。緊急事態宣言の再発令などで、皆さんの大変な努力が水の泡になったらどうしようなどと、暗雲が立ち込めた時期もありましたが、本当に何よりでした。

    演者さんたちにとっては本当に難しそうだった逆再生の物語は,観客として観せていただくととても新鮮でしたが、思ったほど難解ではなく、とにかく素晴らしい音楽と皆さんの歌声が魅力的で、物語の世界に引き込んでもらえました。

    大人になってしまった私たちにとって、最後に若くてキラキラした純粋な頃の3人のシーンを、あの素敵なOur Timeで受け取れるという構成がとても素敵で、観劇後の感覚は不思議ととても前向きなものでした。大人になるっていろいろあるけれど、自分の原点って、大切だな。忘れずに進みたい。軌道修正は今からでも間に合う。そんな気持ちになりました。これがソンドハイムさんからのメッセージなんじゃないかな…そんな気がしました。

    また一つ、自分の人生を考え、支えてくれる素敵な作品に出逢うことができました。中井さん、カンパニーの皆さま、本当にありがとうございました。

  1. ゆき

    メリリー 大千穐楽おめでとうございました^ - ^

    開幕前の状況で幕を開けてもらう事が出来るんだろうか?と心配だった時期もありましたが無事に開幕
    1日早まってしまいましたが昨日の大阪での大千穐楽
    本当に嬉しかったです

    いつものお稽古プラス ボーカルリーダー大忙しでしたね
    でも皆さんと一緒にソンドハイムさんの楽曲の魅力を深く掘り下げていくお稽古楽しかったかな?とも思いました

    メリリーの楽曲 Overtureで流れる曲が あっここで使われてるんだと気付いた時の嬉しさや同じ曲でも
    幸せに溢れていたり 反対に悲しかったり
    帰り道に口ずさみたくなる曲だったりとどれも素敵な曲ばかりでした
    転換の時の皆さんの歌声も素晴らしかったです
    マリアさんの演出も 以前御出演されていたからこそこの作品の最大の魅力 逆再生 登場人物皆んなが若くなっていく度にどんどんエネルギーと夢 情熱に溢れでもそれ故のぶつかり合いや葛藤に自分の若かった頃に重ね合わせる様に観ていました

    昨日は ラストの3人と未来の登場人物達が一緒にいる事で 未来はこれから創っていける これからどう生きていく?と3人に問いかけている様にも思えて涙が溢れました
    長い人生 気付く事が出来れば何度でもやり直せる
    遅いなんて事はないですよね
    そこからまた未来を切り拓けばいい 
    希望を貰えた様な作品でした

    素敵な作品をありがとうございました

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